夏旅 真庭市・宍粟市
涼を求めて鍾乳洞へ
小学生の時に長崎県西海市の"七ツ釜鍾乳洞"、中学生の時に山口県美祢市の"秋芳洞"へ行った。
どちらも真夏だったけれど中は冷んやりと涼しく、長い年月をかけて自然に出来た神秘的な光景を目の当たりにしたことを良く覚えている。
そして今回隣の岡山県にも文献に残る日本最古の鍾乳洞があることを知り行ってみることにした。
家から中国道を使って約2時間。久しぶりの遠出だ。
高速を下りて山道を少し登ると到着、"備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)"
名前も良い。
入場料を払いいざ出発!
数百メートルの坂道を下ってゆく。
苔が生い茂っている。
だんだんと涼しくなっている気がする。
見上げれば奄美のジャングルを思い出す。
足元で何かが跳んだ。
イボイボのあるカエル、イボガエル?ツチガエル?
まもなく鍾乳洞の入口に到着。
もうここまでくると冷気がとても気持ち良い🍃
カメラを抱え滴る水滴から守りながらいざ入洞。
身体に落ちてくる水滴がとても冷たい。
振り返ると別世界へと来てしまった感じ。
先へ進んでゆく。
艶々と潤っていてこれは鍾乳洞でしか観ることのできない光景。クラゲの様に氷柱の様に大きな鍾乳石は圧巻だ。
秋芳洞ほど大きくはないけれど立派な鍾乳石は迫力満点。
屈まないと通れない場所が何箇所かあるので頭上注意⚠️
いかにも冒険をしているよう。
ライトアップもまた素敵。
初めてここを照らした時は衝撃的だっただろう。
少し怖さもある。
鍾乳洞は何度行っても良いところだ。
さて問題はここから。
この鍾乳洞を抜けると真夏の暑さと湿度が待っている。
行きはどんどん涼しくなっていくから良いけれど、帰りはどんどん暑くなっていくのでたまらない。
むしろ涼しい冷蔵庫の中の様な空間に身体が馴染んでしまっているから余計に暑さを感じてしまう。身体中から汗が噴き出す。
湿度と温度差でカメラはびちょびちょになり、レンズも真っ白に結露した。
車に戻り汗を拭った後は近くのおばあちゃん2人でやってる"かあちゃん食堂"でお昼ご飯。
ご飯の後は再び涼を求めて綺麗な川へ行こう!ということで兵庫県宍粟市を目指す。
青空が若干弱いけれど確かに夏の空。
高速道路を降りて山道を進み、
本日2つ目の目的地、道の駅ちくさに到着。
ここではデイキャンプやBBQも出来るとあって子供連れが非常に多い。今年は海水浴場が開かれていないのでみんな川に来ているのだろうか。
川の深いところは緑色、透き通った綺麗な川。
涼をとる。涼しい。
みているだけでは物足りないので川遊びをしている子供たちに混ざり川に入ってみる。足だけだけど冷んやりと気持ちいい🎐🍃
本当は濡れても良い格好で肩まで浸かりたい。
最後は夏らしくかき氷🍧
夏を満喫した良い休日になりました。