hatch_tabi’s diary

旅の記録

奄美・喜界島ひとり旅 2日目

2022年12月2日(金)

 

日本代表やりました、スペインに勝った!

朝からニュースはサッカー一色⚽ドイツ・スペイン・コスタリカのグループをなんと1位通過。グループ抽選時、まさかこのような結末が待っているとは思いもしませんでしたね。早朝から試合を観ていてお腹がすいたので朝食会場へ向かいましょう。

朝食会場は喜界第一ホテル、和食・洋食・鶏飯の3種類から選べます。本日は和食を選択。

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今日からレンタルバイクで島めぐりの予定でしたが、あいにくの雨。レンタルバイクをキャンセルし、明日1日のレンタカーを予約しました。

今日の予定は15時から、黒糖焼酎を作る朝日酒造での酒蔵ツアー。それまでは暇なのです…。

 

お昼はゲストハウス裏にあるAコープにて調達。ポークたまごおにぎりと野菜炒め。

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なんとか時間をつぶし、

15:00 朝日酒造・酒蔵ツアーへ出かけます。

朝日酒造は奄美群島でしか製造することが認められていない“黒糖焼酎”のメーカーのひとつ。旅行前に取り寄せたあまみシマ博覧会2022で予約していた陽出る國の酒蔵ツアー(¥500)です。

まず朝日酒造事務所から車で数分のところにある工場へ向かいます。工場へ入るとすぐにあるのが蒸留器。この機械で発酵したもろみを蒸留します。

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黒糖焼酎作りに欠かせない黒糖の原材料はサトウキビ。喜界島では大量のサトウキビが生産されていますが、ここで黒糖焼酎作りに使用されている黒糖は沖縄県産がほとんど。なぜかとういうと喜界島産サトウキビは補助金のおりるザラメに多く加工されているためで、喜界島産黒糖はごくわずかしか作られていないから。

“輸入”した黒糖の塊

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これは黒糖の塊を溶かす大きな釜
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銘柄によって麹やお米を使い分けます。
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仕込みの終わったモロミ液。プクプクとアルコール発酵しています。
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最初に見た蒸留器で蒸留した後は、タンクで貯蔵・熟成されます。
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ここからはお待ちかねの試飲タイム!蒸留したては白く濁っています。

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熟成が進むとこのようにいつも見ている透明の液体になります。
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「陽出る國の銘酒(ひいずるしまのせー)

喜界島で有機栽培された黒糖を100%使用した焼酎。長い時間熟成させたまろやかな香りとうまみ。

「南の島の貴婦人」

モロミを蒸留し始めて最初に垂れてくる原酒。鼻を抜ける香りがとても華やか。44度かなり高いアルコールでバニラアイスにかけて食べるのがおすすめだそう。

お土産に直汲み原酒「陽出る國の銘酒」を300㎖いただきました。出来立てほやほやの原酒を何年寝かせていつ飲もうか?楽しみです。

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工場見学が終了した後は事務所へ戻り、再び試飲タイム(笑)ここでも沢山の銘柄を試飲させてもらいましたが、印象に残っている焼酎が

「壱乃醸 朝日」

通常よりも多くの黒糖を使用したこの焼酎。黒糖の香り、味がはっきりと感じられます。“黒糖焼酎”感がダイレクトに伝わります。

 

黒糖焼酎の作り方を学び、沢山試飲もできた酒蔵ツアー。お土産に朝日グラスに朝日ミニボトルもいただきました!!嬉しい!!黒糖焼酎を飲むときはこのグラスに限ります。